2022-10-20

運動会への歩み

運動会当日ももちろんですが、そこに向かっていく一日一日を本当に大切にしている聖書幼稚園の保育です。そこには子どもたちの大きな心の成長があります。年中ぐみのクラスだより~みんなで力を合わせれば・・・勝っても負けても~より。

パラバルーン遊びから始まったパラバルーンも曲に合わせて形をつくることに集中できるようになってきました。でも、この集中は最初からできていたわけではありません。日によってやる気も様々です。でも、みんなの力を合わせないとできないこと、先生ひとりではできないこと、26人のみんなの力を合わせないとできないことを伝え続けてきました。初めは覚えていなくて自信がないからか友だちとしゃべってみたりふざけてみたり…という姿もありましたが、毎日練習を繰り返すうちに動きも覚え自信もついてくると、ふざけたりせず集中して練習する姿にかわりました。同時に形が成功した時の喜びを友だちと共有するようになりました。お部屋遊びの時どこからともなくパラバルーンのカウントをとりながら動き遊ぶ姿も。「みんなで力を合わせればこんなすごい事ができるんだ!!」を体験している子どもたちです。当日、友だちとひとつのことをやり遂げる達成感と喜びを味わってほしいと願っています。

もうひとつ子どもたちの練習に熱が入っているのは「玉入れ」です。先日玉入れの練習が終わってから子どもたちに「玉入れって勝つときもあるけど負ける時もあるでしょ。じゃあ負けたチームはだめだめなのかな?」「ちがうーーー」「なんで?」「だってまた練習する時勝ったらいいから」「お片付け競争で勝ったらいいから」等などの意見が・・・「んーーじゃあさ、負けたチームはがんばってなかったのかな?」「ううん!!がんばってたっ!!」「そう!!がんばってたよね。でも負けちゃったんだよ。だから、だめだめじゃないんだよ」と伝えると「そっかぁー」という表情の子どもたち。その後お部屋に帰る子どもたちから「負けてもだめちゃうねんなー」「うん♡まるやねんな♡」と会話しているのが聞こえてきました。玉入れを通していろいろな気持ちが成長している子どもたちです。

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